犬のノミ・マダニ駆除薬としては世界的に?有名なのはフロントラインですが、やっぱり体調不良などの副作用が気になりますよね。
でもブログなどの口コミを見ていくと副作用で下痢や嘔吐の症状が出たワンちゃんもいらっしゃいました。
うちのコタロー(ヨークシャーテリア1歳半)は、嫌がるというか「何すんねん!」みたいに嫌々するけど体調不良になったことはありません。
フロントラインで普段と違う状態になった時の対処方法はまずは動物病院!
ワンちゃんの個体差を考えても同じ原因だとは限りません。
色々と自分で調べて対処するより、やっぱり獣医さんに見てもらうのが1番だと思います。
これからフロントラインの使用を考えてる方のために副作用から使い方や期間などまとめてみました。
\手遅れになる前に!フロントライン/
出典:フロントライン公式サイト
フロントラインの副作用についての口コミ
フロントラインの副作用で検索すると沢山の下痢から嘔吐、食欲不振など色々な口コミを見つけました。
どっちがどっちをしたのか(見ていないので)わからないが、
下痢をし、吐いていた。
気がつくのが遅い愚鈍な私であったが、
昨日ネット検索して、予感は確信に変わった。
フロントライン・プラス を注したのがいけなかったようだ(ーー;)…
昨日初めてフロントラインをしました、翌朝、食事後数時間経った後、犬にはよくあると言われる軽い嘔吐(とは言って今まで1.2度しかはいた事ないですが…)とは明らかに違う胃の中のものを全て出し切ってしまう位の激しい嘔吐を何度か繰り返しました。
(食事、拾い食い等、他の理由が考えられない状況でした…)その後、便にも異常はなく、程なく元気を取り戻し普段のヤンチャ犬に戻り安心しましたが、これってフロントラインの副作用なのでしょうか?
このようなブログ記事が「フロントライン下痢」などで検索すると色々出てきました。本当の所がどうなのか?
ヤフー知恵袋にも多くの相談が書き込みされていましたが、回答された方のなかにはこんな書き込みもありました。
数えきれないぐらいの犬猫にフロントラインを使用してきた経験からいって、皮膚異常や毛艶が悪くなるなどの症状が出るのは2000頭に1頭ぐらい、実際に内臓に副作用と思われる異常を起こすのは100000頭に1頭ぐらい、フロントラインに限らず首に液体を付けるのを極度に嫌がるのは100頭に1頭ぐらいという頻度ですね。感覚的なものですけど。
まぁ、副作用の重大性と、ダニやノミの病害のどっちが大きいかといえば圧倒的にダニやノミですからね。ワクチンの副作用と感染症の病害と同じようなことです。
フロントラインについて、間違った情報があるようです。
まず、我が家のパピもフロントラインを着けると、やたらに暴れたり、背中をこすったりしますが、それは、溶剤のアルコールのためです。
しばらくは、皮膚が赤くなったり、中には毛が抜ける子もいますが
一過性のものなので、心配は要らないと思います。
(人間でも、注射や採血のときに皮膚をアルコール消毒すると、赤くなったり痛くなったりする人がいますね。)
恐らく獣医さんと思われる方の書き込みだと思いますが、言われていることがなるほど~と納得できる回答だったので掲載いたしました。
結局の所は素人判断せずに獣医さんに相談したほうが1番安全なんですよね。
下痢や嘔吐の対応は公式サイトに書いてある?
公式サイトから副作用についての記載を探してみました。
嘔吐や下痢、食欲不振などについての記載はありませんでした。
実際にフロントラインを購入するときはフロントラインに詳しい動物病院で獣医さんとよく相談して決めたほうが良いと思います。
Q&Aの記載から抜粋
主な副作用について
・元気消失、食欲不振、嘔吐、下痢
・よだれを流す、全身の震え、てんかん様発作
上記以外でも異常が現れた場合は、必ず獣医師に相談して下さいね。
フロントラインの副作用で下痢や嘔吐する理由
フロントライン副作用で下痢や嘔吐した時に獣医さんに相談された内容がたくさん書いてありました。
・フロントラインのアルコール成分などに反応し、副作用が出ることもある
・体質の変化で薬が合わなくなったことも考えられる
・ネットで購入したので適量を間違えてしまった
・若い時は平気だったのにシニア犬になったら合わなくなった
・副作用が見られたらすぐに洗い流して病院へ連絡する
沢山のブログを読んで思ったのが個人的な感想ですが、フロントラインの成分が個体差によって副作用が出たり出なかったりするみたいです。
参考にしたサイト:農林水産省・動物医薬品研究所・副作用情報
本当に大丈夫なのか公式サイトから抜粋しました
引用元:フロントライン公式サイト
フロントラインで痒がる時の対応
フロントラインを首筋に毛をかき分けて投与しますが、ワンちゃんからしてみたら何か分からないものを首にかけられた!
と思ってますよね。
フロントラインの箱の裏には
副作用として
と書いてあるので少しぐらいなら大丈夫かもしれませんが、
掻きすぎてしまうときは、やっぱり獣医さんに相談したほうがよさそうですね。
フロントラインの使い方と期間
大切な愛犬に使用すなら獣医さんからきちんと説明を受けて正しい使い方を把握しておきましょう!
こちらでは公式サイトより使い方の説明をしてみたいと思います。
フロントラインの使い方
ピペットを取り出します。
裏面のアルミシートをはがしてピペットを取り出します。
切れ込み線部分を折ります。
上部の切れ込み線部分を折ります。緑色の面を手前に向けて折ると、薬液が体に飛び散ることがありますので、図のように白い面を体の方に向けて折ってください。
肩甲骨の間に全量を滴下します。
肩甲骨の間の1カ所にピペットの全量を滴下します。
猫や大型の犬の場合には、投与した液が流れやすいので、注意してください。
直接皮膚の上に滴下します。
皮膚が見えるように皮毛をかき分けて、薬液を直接皮膚の上に滴下してください。
投薬を確認します。
ピペットの全量を投与したことを確認してください。
フロントラインの効果いつからでる?
引用元:ノミダニフィラリア.com
フロントライン犬のジェネリックを探してみました
フロントラインのジェネリック薬をいくつか発見しました。
いくつかフロントラインのジェネリック薬が見つけました。
でも成分と効果が同じかどうか分かりませんね。
公式サイトには
ジェネリック医薬品の有効成分は先発品と同じですが、製品として全く同じわけではありません。フロントラインは独自のデリバリーシステムにより、有効成分がすばやく拡散し、効果を持続。また安全性においても、より多くの試験をクリアしており、ノミ・マダニ駆除剤のパイオニアとして、多くの獣医師や飼い主様から選ばれつづけています。
引用元:フロントライン公式サイト
と記載されていました。
ご自身で購入される場合は本当に気をつけて使用されたほうが良いと思います。
やっぱり動物病院で獣医さんに診てもらってから処方を受けたほうが安心ですよね。
フロントラインまとめ
ここまでフロントラインの副作用から使い方とジェネリック薬について調べた内容をお伝えしてきました。
ヤフー知恵袋やブログの口コミでは「農薬と同じ成分だから怖い」や「副作用で死亡した記事をみたので使いたくない」など否定的な感想を見かけました。
個人的な意見になりますが、副作用が怖いから使わないという意見も気持ちが分かります。
副作用の可能性があるけど、ノミ・ダニの症状のほうが愛犬には可哀想だから使う。
どっちも分かりますが個人的には、副作用の可能性があるかもしれないけど感染した場合の方がもっとかわいそうな事態なることをを考えたら「守ってあげたい!」という気持ちが勝ってしまいます。
言葉を話せない分だけ、私たちが考えられるだけ考えて、防げる病気は全力で防いで少しでも長生きして欲しいというのが正直な気持ちですよね。
フロントラインの副作用の内容は気になると思いますが、口コミや書き込みばかりを鵜呑みにせずに獣医さんに相談しながら感染症を起こして手遅れになる前に判断してあげてくださいね。