ペット葬儀の費用・相場は?最新のペット葬儀事情をわかりやすく解説!

ドッググッズ

 

命あるペットには別れがつきもの。考えたくないことではありますが、いざペットが亡くなると、じっくりと調べて検討している時間はありません。

いつかは訪れるお別れの日に慌てないためにも、ペット葬儀について知っておくことは大切だと思います。今回はペット葬儀の費用・相場について勉強しながら、最新のペット葬儀事情についてチェックしていきます。

愛するペットを心残りのないように見送る為にも、ぜひ最後までご覧ください。それではいってみましょう!

 

ペット葬儀の費用・相場は?

A cat and a dog laying on the floor. AI generative

人間の葬儀の場合だとお通夜や告別式のような儀式がつきもので、ペット葬儀の場合でも諸々の費用の合算で高額な費用がかかるイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?

ピンキリなのはわかるけど、実際どのくらいかかるの?

 

実はペット葬儀の世界では、葬儀といえば「火葬」のことを差すことが多いです。人間のように様々な儀式を行うペット葬儀というのはそれほど広まっておらず、一般的ではありません。

なので、ペット葬儀の費用というのは、「火葬の相場」だと考えればOKだということです。

 

さて、火葬の費用はペットの体重によって決まります。

 

小動物ではハムスターから火葬が可能で、火葬できる一番大きいサイズは大型犬になります。ハムスターやインコだと1万円程度、セントバーナードのような超大型犬だと10万円程度の火葬費用がかかると言われており、これがペット葬儀がピンキリと言われる所以です。

 

ペットの体重ペットの種類費用感
0kg〜1kgハムスター、小鳥1万円〜2万円
1kg〜5kgモルモット、フェレット、猫、小型犬1.5万円-2.5万円
5kg〜20kg中型犬2万円〜4万円
20kg〜40kg大型犬3.5万円〜6万円
40kg〜60kg超大型犬5万円〜10万円

 

 

気をつけなければいけないポイントとしては、ペット葬儀は非常に参入しやすい業界と言われており、ビジネスとして始めやすいという側面があることから、中には相場の何倍もの金額を請求するような悪徳業者が後を絶ちません。

ペット葬儀の相場を知っておき、またいくつかの業者にあらかじめ金額を確認しておくことで悪徳業者に引っかからないように対策をしておきましょう。

 

  • ペット葬儀の費用は火葬の代金
  • ペット葬儀の相場はペットの体重によって決まる
  • 悪徳業者に騙されないように注意が必要!

 

火葬にも種類がある!ペット葬儀の費用を左右するポイント

 

people and mourning concept – woman with red roses and coffin at funeral in church

ペット火葬には大きく分けて3種類あります。

「合同火葬」「お任せ個別火葬」「立ち会い個別火葬」と呼ばれるものですが、それぞれ内容や金額が異なりますので一つずつ確認して自分に合った火葬方法を選びましょう。

 

  • 「合同火葬」…何匹かのペットを一緒に焼いてもらう方法です。合同火葬の場合は遺体を預ける時が最後のお別れで、遺骨を持って帰ることはできません。こちらが3つの方法の中では最も価格が低い方法です。
  • 「お任せ個別火葬」…仮装に立ち会わずペット霊園にお任せする方法です。精神的に火葬に立ち会えない場合など利用される方が多いみたいです。骨壷がセットになっていることが多いですが、こちらは火葬後に霊園に納骨してもらうか、それとも自分が引き取るかを選ぶことができます。価格も比較的抑えめで、遺骨を受け取ることもできる方法になります。
  • 「立ち会い個別火葬」…ペット霊園にて火葬に立ち会い、骨上げも行う火葬を指します。火葬後は遺骨を霊園に納骨するか、自分で引き取るかを選ぶことができます。きちんと最後のお別れをしたい方は後悔しない為にも「立ち会い個別火葬」をお勧めします。この方法が他2つに比べて価格は高めになっています。

 

 

 

また、ペット火葬施設にも種類があり、現在は大きく分けて2種類があります。

「訪問ペット火葬」と「ペット霊園施設」です。

「訪問ペット火葬」というのは聞き馴染みがないかもしれませんが、火葬設備が丸々搭載された訪問火葬車と呼ばれる車が自宅付近まで来てくれて、自宅近くの適切な場所にて出張で火葬を行なってくれます。交通手段がなかったり、ペットの大きさや重さ的にペット霊園に行くことができない場合は訪問ペット火葬を活用すると良いでしょう。

 

「ペット霊園施設」はペット火葬のための施設でもあるため、出棺から納骨まで手厚く対応してくれるプランがあります。遺骨は持ち帰って供養することもできますし、最近ではペンダントや指輪に毛を格納するようなグッズもあるようです。霊園にお墓を用意してもらい、そこに納骨する方法もあります。どこまで対応してくれるかはペット霊園によって異なりますので、事前にどのようなプランがあるのか、確認しておくようにしましょう。

 

火葬時に一緒に入れても良いもの、ダメなもの

Small campfire with gentle flames beside a lake during a glowing sunset. . AI Generated

ペットとの最後のお別れの時に、棺の中に思い出の品を入れたくなりますよね。

何を入れてよくて、何がダメなのかは各霊園によるものですが、一般的には普段食べていたペットフードやペットへのお手紙、お花を添えることが多いです。遊んでいたおもちゃを入れたいという場合、プラスチックや金属が合った場合に霊園からNGと言われてしまうこともありますので、棺に入れて良いのかどうかは確認するようにしましょう。

 

立ち会い個別葬のプランの中には5万円程度でお花を添えてくれるプランも合ったりしますが、コストのことを考えるなら、時間の余裕が許すなら自分でお花を選んで持っていくと良いでしょう。

 

ペットのメモリアルグッズについて

 

近年は遺骨を入れる骨壷やそのケースだけでなく、実に様々なメモリアルグッズが製作されています。ある程度以上の規模の霊園ですと、待合室などでメモリアルグッズを取り扱っており、そのままペットの毛や遺骨をグッズに合わせたりしてくれるところも多いようです。

 

ペット用の仏壇や、そこに添えるフォトスタンド、かわいい形の蝋燭やペット用仏具なんかもあります。骨壷を置いておくスペースが用意できない場合は、ペットの毛や骨をネックレスやペンダント、指輪に入れてもらうことでコンパクトに飾ったり、あるいは持ち歩くこともできるようになっています。

これからは霊園で必ず買わなければならないわけではなく、楽天市場やAmazon、また実店舗でも購入することが可能です。私はペットメモリアルグッズ専門店「ディアペット」で骨壷と骨壷ケースを購入しました。

 

個人的には、葬儀当日はペットを弔うことに集中して、メモリアルグッズや思い出の品をどうするかはまた後日にしてしまっても良いかもしれません。

 

 

 

いかがだったでしょうか。今回はペット葬儀の値段の相場や、葬儀がどのように行われるかについて解説していきました。色々と書いてきましたが、大事なことはペットをきちんと弔ってあげること、そしてご自身の心の中で後悔なく、しっかりと葬儀をしてあげることだと思います。

 

 

タイトルとURLをコピーしました