この記事ではコングのサイズと選び方について解説していきたいと思います。
知育玩具やおやつの入れ物として世界的に有名なコングですが愛犬の体重や噛む力でサイズや種類が違います。
安全に遊べてストレスの解消ができるように愛犬に最適なサイズを選んであげましょう。
\大好きなワンちゃんのストレス解消に!/
※うちのコタローも大好きw
コングとは
コングとはチョココロネの中が空洞になったようなゴム製の知育玩具です。
こんな感じ↓
この中の空洞の部分におやつを詰めることで早食いの防止やコング自体を噛むことでストレスの発散になります。
またコングを使って甘噛対策のしつけやトレーニングに活用することで愛犬の考える力を養うことにも繋がります。
・まだパピーだけど使っても平気?
・噛む力が強くてすぐボロボロになりそう・・・
などの心配があると思いますが、パピー専用の柔らかいコングや噛む力が強いワンちゃん用の硬いコングもあります。
それぞれの特徴やオススメの犬種を説明していきますね。
コングのサイズと種類を説明
コングは犬の体の体重(大きさ)に合わせて様々なサイズや硬さが用意されています。
もちろん犬種によって違いがありますし同犬種でも個体差があるのでしっかりと確認いていきましょう。
大きくはXS・S・M・Lの4サイズ
また硬さによってサイズの違いもあります。
まずは硬さから選ぶ
コングの硬さは4種類あります。
生後間もないパピーから大型犬や高齢のシニアわんちゃんまで色んなタイプがあります。
パピーコング
子犬の頃は、まだ乳歯なので歯が痒くてよく甘噛や色んな物をガジガジ噛んでしまいます。乳歯の生え変わりの甘噛対策にパピーコングは最適です。
サイズはXS・S・Mの3種類あります。
シニアコング
だんだんと噛む力が弱くなってきたシニア犬や硬いおやつが苦手な成犬向けなのがシニアコングです。
サイズはS・Mの2種類あります。
標準の硬さコング
硬すぎず柔らかすぎないくらいの硬さで乳歯から永久歯に生え変わったあとの一般的な成犬向けのコングです。
サイズはXS・S・M・Lの4種類あります。
ブラックコング
普段からおもちゃを破壊するくらい顎の力が強くて噛む力が凄い成犬にオススメの硬いブラックコングです。
サイズはS・M・L・XLの4種類あります。
硬さを選んだら次は愛犬の口の大きさに合わせてサイズを選んでいきます。
次にサイズの選び方と大きさ
パピーのときに与えるコング、成犬になってから与えるコング、シニアになってから与えるコングとそれぞれ違うのでしっかり見ていきましょう。
超小型犬向け XSサイズ 体重~2kg
小型犬向け Sサイズ 体重~9kg
中型犬向け Mサイズ 体重~16kg
大型犬向け Lサイズ 体重17~30kg
XLサイズ 大型犬向け 体重27kg~
バーニーズマウンテンドッグ、グレートピレニーズ
うちの愛犬コタローさんの愛用はコレ!
コタロー(ヨークシャーテリア)は体重が2.1kgしかないので超小型から小型の間ぐらいです。
パピーの生後2ヶ月で500gから半年くらいまでは全然体重が増えてくれないので正直少し焦ってましたが、少しずつ大きくなってくれました。
でもパピー期のコタローは常に甘噛状態!
ガジガジ、手を噛み噛み、柱をガジガジと色んなものを噛みまくってブランケットから綿を出してサンタさんみたいになってることはしょっちゅうでした。
そんな時にコングをお店で見つけてパピー用を購入。
ついでにパピー用のペーストも購入しておやつみたいにあげると、ペロペロ・ガジガジ・ブンブンと良いストレス解消になってくれたみたいでとっても喜んでくれました。
今は成犬用に色々おやつを詰めてあげてますが最近はとにかく咥えて投げる!中身を食べ終わってからはブンブン投げて遊んでます。
本当に愛犬の楽しそうに遊ぶ姿にはいつ見ても癒やされますよね♪
犬のコング使い方と詰め方
チョココロネタイプのコングの詰め方にもひと工夫すると暫くは一人遊びしてくれますよ。
犬は24時間のうち4~6時間が覚醒時間であとは殆ど寝ているそうです。※うちのコタローは8時間以上起きてる気がするんですが…
散歩やご飯の時間とスキンシップでも6時間は中々埋まらないんですよね。
なので、コングに色々詰めてから30分くらい遊ばせると凄く満足してくれます。
詰め方は簡単!
奥から順番にワンちゃんの1番の好物(好きなおやつ)とか匂いが強く食欲の湧くものを入れます。
次にデザートっぽいおやつからドライフードを入れてコングペーストで蓋をします。
中身が3段になっているので間のつなぎにペーストを入れて蓋をしてあげると飽きずにずーっとガジガジペロペロしてくれますよ。
こんな感じ↓
コングペーストの出し方
コング専用のコングペーストというおやつが専用で販売されています。
コングペーストの一般的な使い方は噛みごたえのあるカリカリした物が簡単に出てこないように塞いだり味変させるためのつなぎに使うことが多いです。
はじめコングペーストを買ったときは出し方が分からなくて困った記憶があるので出し方を紹介しますね。
分かりやすくいうとコングに入れて先の白い棒を折るように曲げるとペーストが出ます。
他にはコングの先端、細い方から指してペースト缶の白い棒をペースト缶の付け根の部分からテコの原理のように曲げると出てきます。
少しでも長く遊んでもらうためのひと工夫
コングにおやつを詰めるだけ詰めても意外と簡単にすぐ出してしまうんですよね。
カリカリおやつ→ペースト→おやつ→ペーストと工夫したつもりでも簡単に舌を使って出してしまうので折角頑張って入れても1分くらいで無くなるとストレス解消にもならないし知育にもならない。
初めの頃は色々工夫して出しにくいように考えてたのですが、今1番時間がかかる方法が
「クッキータイプをコングの真ん中の段に横向きで入れる」
実はこれが今の最強です。
舌を入れても出せないし噛んでもなかなか折れなくて苦戦してます。
けっきょくは舌でふやかして出しちゃうんですけど、時間がかかってしばらく一人で遊んでくれるので助かってます。
コング冷凍アイス
夏場はコングにペーストを入れてから冷凍庫で凍らせてからあげると喜んでペロペロしてます。
あんまりカチカチだとコングはゴム製なので破損する可能性がありそうだったので少しだけ溶かしてからあげてます。
夏場はほんとに大喜びするので一度試してみてください。
コングの注意点
コングはワンちゃんの口に入れるものなので安心して使いたいですよね。
コングはゴム製なのでいつかは劣化して壊れてしまいます。
ゴムの欠片や洗った後の洗剤のすすぎ残しがないように注意してください。
私は洗う時は歯ブラシで奥まで洗って乾燥させています。そのときにコングに亀裂がないかゴムが千切れていないかを毎回チェックしながら洗っています。
コングはゴムで出来ているので簡単には壊れませんが愛犬の噛む力が強くて買ってあげたコングが柔らかいタイプだとすぐに引きちぎるかもしれません。
愛犬の体重や噛む力をしっかり観察して愛犬にあったタイプのコングを選んであげてくださいね。
コングでおやつをあげた後はしっかりデンタルケアを忘れないでくださいね