サイエンスダイエットはアメリカのヒルズ社が販売している
このドッグフード、ネット上で検索してみると「危険なのではないか」という記事がいくつも見受けられます。実際のところ、サイエンスダイエットは安全なドッグフードと言えるのでしょうか?
サイエンスダイエットって本当に安全なの??
結論から言うと、サイエンスダイエットには疑われているような危険性はありませんでした。
では、なぜサイエンスダイエットの危険性が指摘されているのでしょうか?
今回はヒルズ社のサイエンスダイエットの危険性と真相について、原材料と成分表一覧、またネット上の口コミ評判などを交えながら徹底的に究明していきます。
また、最終的にサイエンスダイエットを購入するメリットデメリットについて評価していくので是非見てみてくださいね。
サイエンスダイエットが危険だという根拠は?
安全ならどうしてマイナスの記事があるの?
実はサイエンスダイエットは過去に酸化防止剤として発がん性物質であるBHAを採用していたという噂があり、それが安全性を疑われる原因になっていたようです。
現在サイエンスダイエットの酸化防止剤について調べてみるとミックストコフェロール(ビタミンE)・ローズマリー抽出物や緑茶抽出物が使用されており、いずれも自然由来の成分であり、発がん性物質であるBHAは確認できないため、発がん性物質であるBHAを心配する必要はありません。
また、危険性を疑われるもう一つの理由としてサイエンスダイエットの原材料にアレルゲンとなりやすい材料が使用されているのではないか?というものがありました。
確かにサイエンスダイエットの原材料にはトウモロコシや小麦や使用されており、アレルギーを引き起こす可能性があるのでアレルギーを持つワンちゃんの飼い主さんは注意が必要だと思います。
サイエンスダイエットの原材料・成分表は?
それではサイエンスダイエットの原材料について見ていきましょう。
トウモロコシ、小麦、トリ肉(チキン、ターキー)、動物性油脂、コーングルテン、トリ肉エキス、植物性油脂、ポークエキス、ビートパルプ、亜麻仁、米、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、アミノ酸類(タウリン、リジン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物) |
トウモロコシ、小麦は穀類であることからアレルギーを引き起こす可能性が指摘されています。また、動物性油脂の詳細についてがわからないという指摘が他サイトにもありましたが、確かにどのような動物性油脂なのかの特定まではできませんでした。
続いて成分表については下記のとおりです。
【保証分析値】たんぱく質19.0%以上、脂質13.0%以上、粗繊維3.0%以下、灰分6.0%以下、水分10.5%以下 【乾物量分析値】カルシウム1.34%、リン1.16%、DHA0.158%、オメガ3脂肪酸1.11%、オメガ6脂肪酸3.31%、ビタミンE652IU/kg、ビタミンC98mg/kg
実際の口コミ・評判は?
それでは実際にサイエンスダイエットを購入してみた飼い主さんのAmazon口コミ・レビューを見てみましょう。
サイエンスダイエットの良い口コミ・評判
創業80年を越えるヒルズ社のブランドに信頼をおき、安心感を持って定期購入されているようです。
高評価ながら、値段の高さが気になっている方もいらっしゃるようです。
確かにサイエンスダイエットはドッグフードの中でもお高めのラインナップ。愛犬にはできるだけ安心で安全なものを食べてもらいたいものですが、同時にコスパの方も気になるもの…。
愛犬の食いつきが良く、匂いもキツくないと言うことで定期便で購入されているという方。
開け閉めがスライド式なのが高評価だったようです。
サイエンスダイエットの悪い口コミ・評判
それではサイエンスダイエットの悪い口コミ・評判はどうなっているのでしょうか?
こちらもAmazonから詳しくチェックしてみました。
臭いがきつく、便が緩くなったので購入をやめた方がいらっしゃいました。
サイエンスダイエットの臭いが気になる方は何人もいらっしゃるようでした。
こちらも同様に獣医師さんに勧められて購入したところ、
臭いがキツくて断念した方もいらっしゃいました。毎日与えるものだからこそ、臭いも無視できない要素になってきますね。
小型犬には大きくて食べづらいというレビューも散見されました。サイエンスダイエットは様々なラインナップが用意されているため、自分のペットに最適なドッグフードにたどり着くのが少し大変かもしれませんね。
【結論】サイエンスダイエットを選ぶメリットとデメリットとは?
結論としてサイエンスダイエットを選ぶメリットとデメリットはどうでしょうか。
サイエンスダイエットを選ぶメリット
・長い歴史に裏打ちされた信頼と安心感
・最新の臨床栄養学に基づいた栄養バランス
・徹底した自然由来の成分の使用
サイエンスダイエットを選ぶデメリット
・価格がお高め
・アレルゲンになり得る原材料を含む
・臭いが気になるかも?
ちなみに、我が家の18歳になるトミーくん(パピヨン)は幼少期からサイエンスダイエットをモリモリ食べて育ちました。大きな病気をすることなく今の歳まで元気に生きてくれています。我が家の愛犬が元気でいてくれるからこそ、身をもってサイエンスダイエットの安全性をお伝えすることができるのです。
そんなトミーくんですが、3歳の頃に歯石が原因で全身麻酔で下側の前歯を全て抜く大手術を行うことに….。栄養バランスや食の安全性、食べさせる量には気を配っていたはずなのに、歯磨きの良い習慣をつけることができなかったのです。本当に辛い思いをさせてしまいました。このことを私も家族も後悔していています…..。
毎日食べるペットフードも大切ですが、歯の健康も同じくらい大事。
愛犬の歯磨き、きちんとできていますか?歯はともすると一生取り返しがつかないもの。この機会に歯の健康について考えてみるのもいいかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
今回はヒルズダイエットが安全であること。また、食の安全と同じくらい歯の健康も大切だということをお話ししました。もし他の記事も気になるものがあればぜひチェックしてみてくださいね♪